原爆の子(1952)

 新藤兼人監督作品、音羽信子主演映画。昨日は早番で1時間早く上がれる日で、たかおくんと都合も合ったので、京都市文化博物館にこの映画を観に行きました。多分Youtubeにも落ちてたはずだけど、大画面で観る映画はいいものね。ってわけで、淡々と原爆投下から7年経った広島の街を描くのですが、演技派俳優陣の熱気凄くしみじみと深く感動しました。一夜明けた今も余韻が残る程。実際の被爆者の映像もあった。全身ケロイドとか。GHQ下での作品としては初の原爆映画なんだとか。国際的にも色んな賞を取ってます。いやー、今見てもいい映画なんだから賞くらい取るだろー。当時は外務省がアメリカから反感を買わないように賞を全て辞退するように根回ししようとしたんだって。でもそれだと逆に注目を浴びる結果になるかもしれないからと却下になったんだとか。切ないね〜。今日もお休みで違う映画があってればよかったんだけど、今日はあってないみたい。今月いっぱいは戦後70周年で戦争映画特集が続くそう。また時間が合えば違う映画観に行ってみよ。

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