カルメン故郷に帰る

 高峰秀子もはまってる女優さんの一人。彼女の自著伝『わたしの渡世日記』、ショートエッセイ集も何冊か読んだ。5歳から子役デビューし、小学校も碌に通わせてもらえなかったり、養母や親戚一同からお金をむしり取られたりと、「女優」という金の成る木に幼少期からたかられ、その苦労っぷりったら半端ない。しかしあくまでも彼女はポジティブでユーモアたっぷりに自分の人生を語っていて、読んでいるこちらは彼女の魅力の虜になってしまう。  さて、1951年のこの作品、日本初のカラー作品です。しかし、当時カラーフィルムを上映できる映画館が限られていた為、カラーと白黒フィルムで同じ映画を二度も撮影したというからすごい。ストリッパーの踊りが、こんな踊りないだろっていうくらいどうしようもないとことか、ストリッパーを「芸術家」だと自称しているくだりが面白かった。パリのfnacにもこのDVD、目立つ場所に置いてありました。感動!

コメント

Takao SHIMIZU さんの投稿…
それも見とったね。パリにも売ってたんだ。
今見ると妙に新しい感じがするよね。
junko さんの投稿…
うん。ずっと見たくて、GEOにもTSUTAYAにもなかったから、huluで見れてめちゃくちゃ嬉しかったんだ〜。
ちなみに写真の衣装が好き!

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