かぞくのくに
1959年に始まった、在日朝鮮人やその日本人妻を北朝鮮に送る帰国事業に携わった在日朝鮮人家族にスポットを充てた作品。日本人のわたしはこんなことが日本で起こっていたことなんか全く知らず映画を見、その後、pcで色々事実関係をwikiとかで調べて大分どんより。日本共産党って北朝鮮のこの事業にかなり抜本的に関わっていたこととか、これが40年経ってかなり明るみに報道されることになったことなどを踏まえ、日頃『左翼系』って思って生きてるわたしにとっては、なんか結構ショックだった。っていうのも、共産系でまとめれば、北朝鮮も日本の共産党も思想的に同じだったはずだからってことみたいだけど、北朝鮮の場合、イデオロギーと実質がかなり乖離しているというか。なんか、この監督の実際あった話よりも周辺の北朝鮮への帰国事業に携わった話がもっと強烈で、もう西暦2013年なんだし、どうにかもっといい方向に行ったらなって思いました。
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